
お茶の升半【松柏園】

松柏園とは、升半の園名。様々な流派のお茶会でご愛用いただいている、抹茶に与えられた信頼の名称です。
松柏園なる園名は詩経の中の「如松柏之茂(しょうはくのしげるがごとし)」の語より「みどりのお茶を扱う店が松柏の茂るが如く繁盛し万年みどりで栄えるように」との願いを込めて、創業のときより名付けられ、茶の湯の席などではすでにお馴染み深いものになっております。
皆様に親しまれて「升半」
- 明治40年頃の升屋半三郎茶舗
愛知百貨事典には、升半について次のように記されています。『名古屋伝馬町《中区錦二》にある「お茶の升半」で知られる茶どころ名古屋のお茶の老舗。
文化年間(1804~1818年)尾張藩御用達の商人の雄、升屋彦八家の三男初代半三郎は宇治茶師の独占する宇治製挽茶の販売機構の改善を志し、株仲間の結成と支配を藩に出願、1840年(天保十一年)7月許可された。枇杷島から都心の伝馬町〈中区錦二〉へ進出開店したのはこの時。経営は順調、幕末には町奉行所ご用達を拝命。代々半三郎を名乗る。
二代目半三郎は1883年(明治十六年)宇治木幡(京都府京都市)に茶園と製茶所を設置して本場宇治茶(抹茶)の生産から販売まで一貫した直売経営を開き繁盛した』
升半は正式には「茶舗升屋横井半三郎商店」と名付けていましたものをお得意さまのみなさまが「升屋半三郎」、更に略して「升半」と、どなた様からともなくお呼び下さいまして只今では升半が正式の名前となった次第でございます。
天保十一年の創業より今に至るまで、お茶会はもとよりご家庭のみなさまの絶大なる信用を得て今日の五代目半三郎に至りました。
- 明治初期の博覧会受賞のちらし
- 升屋半三郎茶舗 江戸末期の価格表
運営会社
店名 | 升半茶店 |
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会社名 | 株式会社升半茶店 |
住所 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦二丁目七番一号 |
電話番号 | 052-211-4188 |
FAX番号 | 052-232-4188 |
メールアドレス | shop@masuhan.co.jp |
営業時間 | 9:00-17:00 |
創業 | 天保11年7月 |
設立 | 昭和26年1月31日 |
代表者 | 横井 信裕 |
営業種目 | 茶及びこれに関連する商品の販売 |
取扱商品 | 茶、緑茶(玉露・煎茶・抹茶など)、むぎ茶、昆布茶 【関連二次製品】グリーン・ティー、宇治ソフトクリームなど 【茶道具】抹茶茶碗、茶筌、急須など、その他 |
